おかやまはじめの若い頃は?しゃべる猫の役から『HERO』、62歳の現在まで

おかやまはじめの若い頃は?しゃべる猫の役から『HERO』、62歳の現在まで 俳優

NHKの朝ドラや大河ドラマ、『HERO』『晩酌の流儀』など、数えきれないほどのドラマに出ている俳優のおかやまはじめさん(62歳)。本人も「いろいろな役で出演しているせいか、顔は認知されているのかなと思います。」と話しています(SmartFLASH)。

そんなおかやまはじめさんについて検索すると、「若い頃」「昔」という言葉が並びます。見覚えのある顔の人は、若い頃にどんな役をしていたのか。大学の劇団でのデビューから62歳の現在まで、本人の言葉と出演作で年代順にたどりました。

おかやまはじめの現在:62歳、『晩酌の流儀』のおじちゃん支店長

おかやまはじめさんは1964年4月22日生まれ、宮城県栗原市の出身です。劇団ラッパ屋の団員で、2023年からはファザーズコーポレーションに所属しています(Wikipedia)。事務所のプロフィールには「宮城県栗原市ドリームアンバサダー」とあり、資格は「調理師免許」、趣味は「料理」です(ファザーズコーポレーション公式)。

いまの代表的な役は、テレビ東京『晩酌の流儀』の支店長・海野二郎です。2022年のシーズン1から続き、2026年のシーズン5では「お茶目でポンコツだけど憎めないおじちゃん支店長・海野二郎役をおかやまはじめが続投。」と紹介されました。本人は「支店長海野、さらにパワーアップ、スケールアップして暴れて散らかしてやろうと息巻いております。」とコメントしています(リアルサウンド)。

7月の会見では、主演の栗山千明さんが「最近、演じながら海野さん(おかやまはじめ)に汚染されている気がしています。」と笑わせました。昇進について聞かれたおかやまさんは「あえて支店長でいいです。この仲間と離れたくないので」と答えています(スポーツ報知)。

同じ7月のインタビューでは、自分の役柄をこう話しました。「別に二枚目をやろうとは思いませんね。そんな欲はありません。これまでやった役はスーツ姿3割、普段着7割くらい。お父さんの役とか食堂のおやじさんとかが多い。」朝は6キロほど歩いているそうで、「62歳だけど、役者なので普通の62歳よりは動けるようにしないといけませんから。」とも話しています(日刊ゲンダイ)。

10月30日には、出演する映画が2本公開されます。渡辺いっけいさん主演の『月影のゴールデン街』(映画ナタリー)と、森田剛さん主演の『見上げてごらん』です(キネマ旬報WEB)。『見上げてごらん』には松本まりかさんも出ています(リアルサウンド)。

おかやまはじめの若い頃:大学2年、「しゃべる猫の役」で舞台デビュー

おかやまはじめさんは、もともと役者志望ではありませんでした。一浪して大東文化大学経済学部に入り、映画サークルに入っています。本人いわく「カメラマンなど “作り手” になりたかったんです。それが、大学2年のとき、学生劇団の舞台照明を手伝うことになった。」(SmartFLASH)

きっかけは、舞台を見たあとの一言でした。「上演後に感想を聞かれて『つまんねえな。俺が舞台に上がったほうがおもしろい』と演技の経験もないのに言ってしまったんです。引くに引けず、その年の秋に舞台デビューしました。しゃべる猫の役でした(笑)」(SmartFLASH)。若い頃の最初の役は、人間ではなく猫だったわけです。

1987年、22〜23歳で劇団「ラッパ屋」に参加。理由は「チラシがカッコよかったから」だったそうです(SmartFLASH)。劇団の公式プロフィールによると、出演は第6回公演『星空のチャーリーパーカー』(1987年)から。入った理由には、見た舞台の題名を挙げて「この劇団もしかしたら売れるかも思ったんだけど・・・・・。」と書いています(劇団ラッパ屋)。

劇団は1983年に「サラリーマン新劇喇叭屋」として結成され、1993年に「ラッパ屋」と名前を変えました。1987年から2006年までは新宿のシアタートップスが本拠地でした(劇団ラッパ屋)。入団のころの話は、劇団のYouTube「ラッパ屋チャンネル」でも本人が語っています。

30代のおかやまはじめ:30歳で「腹を括った」、34歳で「もがきました」

大学を出たあとも、劇団で芝居を続けました。Wikipediaには、「そのまま30歳を迎え、「今さら就職も難しい。そこでプロの俳優としてやっていこうと腹を括ったのです」と語っている。」とあります(Wikipedia)。

30歳になる1994年には、ラッパ屋の代表作『阿呆浪士』が初演されています。「魚屋の八つぁんが討ち入りをするという馬鹿馬鹿しい一席。」で、岸田國士戯曲賞の候補にもなりました(ステージナタリー)。おかやまさんがいちばん好きな役に挙げるのが、この八っつぁんです。「やはり、『阿呆浪士』の八っつぁんかな。あの頃は動きにキレがありましたな。」シアタートップスでの『阿呆浪士』を「思い返すと、あれが劇団の青春時代かなぁ。」と振り返っています(劇団ラッパ屋)。

ただ、34歳のころには焦りもあったといいます。「芝居仲間が次々とテレビに出るようになっているのに、気がつけば僕は、取り返しがつかない年齢になっていた。沼の中にズブズブと入っていく感じがして、もがきました。」(SmartFLASH)

この時期に出た作品には、映画『モスラ2 海底の大決戦』(1997年)、『ガメラ3 邪神覚醒』(1999年、タクシーの運転手)、ドラマ『ケイゾク』(1999年)や『古畑任三郎』(1999年)があります。アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では声の出演もしていました(Wikipedia)。

36歳の『HERO』大塚巡査、40歳ごろの『人間の証明』が転機

検索の候補には「hero」も出てきます。2001年の『HERO』(フジテレビ系)で、おかやまさんは大塚という巡査を演じていました。役は「第1話で久利生が担当した下着泥棒の事件に登場した人の良い地域課巡査。」と説明されています(Wikipedia)。放送が始まった2001年1月、おかやまさんは36歳でした。

2000年には『未来戦隊タイムレンジャー』、2004年には『人間の証明』、2005年には朝ドラ『ファイト』と『救命病棟24時』に出ています(Wikipedia)。

本人が「転機」に挙げるのが、2004年の『人間の証明』です。共演した緒形拳さんと大杉漣さんについて、「ひとつひとつの仕草で『いい役者になるイメージ』を勉強させていただきました。」と話しています(SmartFLASH)。

その後は朝ドラ『瞳』(2008年)、『てっぱん』(2010年)、『リーガル・ハイ』(2012年)と、出演作がどんどん増えていきました(Wikipedia)。

50代のおかやまはじめ:『HERO』は巡査部長に、「顔は認知されている」名脇役へ

2014年には『HERO』の第2期にも出演しています(ファザーズコーポレーション公式)。同じ大塚の役で、「第2期では巡査部長に昇進している(第2・4話)。」(Wikipedia)。36歳で演じた巡査を、50歳前後でもう一度演じたことになります。「昔」と「今」を同じ役で見比べられるのは、この作品ならではです。

54歳だった2018年8月の「ドラマ出演数ランキング」では「光石研、滝藤賢一、遠藤憲一らと並ぶ9位(「日経エンタテインメント!」調べ)。」でした(SmartFLASH)。

2019年、55歳のインタビューでは、「いろいろな役で出演しているせいか、顔は認知されているのかなと思います。でも、名前は覚えられていないのでしょうね。街を歩いていても『あ、見たことある』みたいな反応が多いですから。」と話しています。演技についても「僕の何かを見てもらっているんでしょうね。下手な演技を、若いころはうまく見せようと思っていたけど、いまは開き直ってます。ようやく出演依頼が増えてきました(笑)」(SmartFLASH)。

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2020年5月(56歳)栗原ドリームアンバサダー市民応援メッセージ/栗原市公式チャンネル▶ 再生
2020年5月(56歳)栗原ドリームアンバサダー市民応援メッセージ/栗原市公式チャンネル

その後も朝ドラ『エール』(2020年)では佐久間校長、大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)、朝ドラ『おかえりモネ』(2021年)に出演。2025年には大河ドラマ『べらぼう』で工藤平助、朝ドラ『あんぱん』で女子師範学校の校長を演じました(Wikipedia)。

おかやまはじめの昔と今、変わったのは「役柄の年齢」

おかやまはじめさんが整形を公表した事実はありません。見た目の変化について本人が話した記事も見つかりませんでした。

本人の言葉から分かる「昔と今の違い」は、演じる役の年齢です。2019年にはこう話していました。「少し前までは幼稚園児の父親の役だったのですが、いまは娘を嫁に出す父親。役柄でも、少しずつ年齢が上がっています(笑)。」(SmartFLASH)

舞台については「あの頃は動きにキレがありましたな。」(劇団ラッパ屋)。演技は「若いころはうまく見せようと思っていたけど、いまは開き直ってます。」(SmartFLASH)。しゃべる猫から始まり、人の良い巡査、父親、校長、支店長へ。街で「見たことある」と声をかけられる名脇役は、役とともに年齢を重ねてきました。

「芝居が好きなんです。単純に。売れないときも悲壮に感じたことはないです。」と話すおかやまさん(SmartFLASH)。これからどんな役で見かけるのか、楽しみです。

まとめ:おかやまはじめの若い頃から現在まで

年年齢出来事
—大学2年学生劇団の照明を手伝い、秋に「しゃべる猫の役」で舞台デビュー
1987年22〜23歳劇団ラッパ屋に参加。第6回公演から出演
1994年30歳「プロの俳優としてやっていこうと腹を括った」。『阿呆浪士』初演
—34歳「沼の中にズブズブと入っていく感じがして、もがきました」
1997〜1999年32〜35歳映画『モスラ2』『ガメラ3』、ドラマ『ケイゾク』『古畑任三郎』
2001年36歳『HERO』で人の良い地域課巡査・大塚
2004年39〜40歳転機になった『人間の証明』。緒形拳さん・大杉漣さんと共演
2014年49〜50歳『HERO』第2期。大塚は巡査部長に
2018年54歳ドラマ出演数ランキングで9位
2019年55歳「顔は認知されているのかなと思います」
2022年〜57歳〜『晩酌の流儀』の支店長・海野二郎
2025年60〜61歳大河『べらぼう』工藤平助、朝ドラ『あんぱん』校長
2026年62歳『晩酌の流儀5』。10月30日に映画2本が公開
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